金剛流能楽師 金剛龍謹 公式ウェブサイト 龍門之会 KONGOHRYU NOHGAKUSHI KONGOH Tatsunori Official Web Site.

金剛龍謹能の会 龍門之会

■龍門之会について
2012年、金剛龍謹の芸の研鑽、向上のため、そして更に若い幅広い世代へ能楽の普及をはかるために、自身の名前の「龍」と、急流を昇りきったコイが龍になる「登龍門」の故事と重ねて名付けた「龍門之会」を発会。
2014年には、宝生流宗家宝生和英による「和の会」と「龍門之会」がコラボレーションする「宝生和英×金剛龍謹 合同演能会」を開催。これまでにない新たな試みに挑戦してゆく。

入会のご案内

第十一回龍門之会

■ 日時   令和5年8月5日(土)
■ 開場   午後1時開場
■ 開演   午後2時
■ 会場   金剛能楽堂
■ チケット料金
会員券 5,000円
鑑賞券 6,000円
学生券 3,000円
■ 座席指定料
別途料金 正面1,500円にて指定席をご用意いたします。
大まかな座席位置は承りますが、座席番号はお選びできません。何卒ご了承のほどお願いいたします。脇正面・中正面・2階席、指定席以外の正面席は自由席でございます。
※指定席申込は8月4日(金)まで
■ お問合せ・チケットお申込み
龍門之會チケット申込フォーム
金剛能楽堂 TEL 075-441-7222
(午前9時~午後5時)

■ あらすじ
能 「殺生石せっしょうせき 女体にょたい
玄翁という高僧が奥州から都へ上る途中、下野の国・那須野の原を通りかかると、大石の上を飛ぶ鳥がことごとく落ちかかってきます。不審に思い石に近付こうとすると、一人の女性に呼び止められました。女性は「それは殺生石と言って、人間は勿論、鳥類畜類でも触れると命はありません。」と玄翁を留めます。玄翁が石の由来を問うと、かつて鳥羽の院に仕えていた玉藻前は才色兼備で寵愛を受けていたが、陰陽師・安倍泰成に狐の化身であることを見破られ那須野の原に逃れたこと、その後討たれてしまいその執心がこの殺生石となったことを語ります。そして、女性は自身がその玉藻前の亡霊であることを告げ、石の中に隠れてしまいます。
玄翁が石魂を仏道に導いてあげようと法事を執り行うと、石は二つに割れ、石魂が本性の姿を現します。天竺・唐土・日本の三国にわたって悪事を為したが陰陽師に正体を見破られ、この那須野の原で三浦介、上総介の矢先にかかってついに倒れその執心が殺生石となった情景を目の当たりに見せ、玄翁のありがたい御法により今後は悪事をしないことを誓い、狐の化身は消え失せるのでした。
今回演じられる女体の小書(特殊演出)は金剛流に古くより伝わる名演出であり、通常は狐の姿として演じる後シテが、高貴な女性である玉藻前の姿で演じられる点に特徴があります。「舞金剛」といわれる当流ならではの激しく、鮮やかな型を美しい女性の姿で演じることで、この能に一層の華やぎを加えています。

■ ご案内チラシ(PDF形式)


■ 番組詳細(クリックで画像拡大)

これまでの龍門之会公演

2012年
第一回龍門之会「望月」

(チラシ・番組)
2013年
第二回龍門之会「熊野」

(チラシ・番組)
2014年
第三回龍門之会「山姥」

(チラシ・番組)
2015年
第四回龍門之会「融 十三段之舞」

(チラシ・番組)
2016年
第五回龍門之会「安宅」

(チラシ・番組)
2017年
第六回龍門之会「海人」

(チラシ・番組)
2018年
第七回龍門之会「善知鳥」

(チラシ・番組)
2019年
第八回龍門之会「松風」

(チラシ・番組)
2021年
第九回龍門之会「砧」

(チラシ・番組)


第一回龍門之会「望月」


第二回龍門之会「熊野」


第三回龍門之会「山姥」


第四回龍門之会「融 十三段之舞」


第五回龍門之会「安宅」


第六回龍門之会「海人」


第七回龍門之会「善知鳥」


第八回龍門之会「松風」


第九回龍門之会「砧」

入会のご案内

龍門之会にご入会いただきますと、年1回の「龍門之会」のご案内および金剛能楽堂出演の観能会のご案内をさせていただきます。
また、特典として「龍門之会」のチケットを1枚を進呈させていただきます。

■年会費 5, 000円

■入会方法
お問い合わせ先へ「龍門之会」の入会の旨とともにお名前、住所、連絡先をお伝えください

■お問い合わせ

金剛能楽堂 TEL 075-441-7222 FAX 075-451-1008
(午前9時~午後5時)
龍門之会事務局 TEL 050-3354-9221
お電話に出られない場合がございます。お手数ではございますが、留守番電話にてご用件をお願い申しあげます。
龍門之会HPお問合せフォーム
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